鼻炎、副鼻腔炎(ちくのう症)専門サイト

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鼻の役割

鼻の役割は、下記のように挙げられます。
呼吸をするための役割
呼吸した空気の加湿、加温
感染防御
異物、有害物質の防御
嗅覚の役割

呼吸のために鼻から息を吸ったときに、肺に向かう空気を加湿、加温します。
また空気に混じる細菌やウイルスに対しては、鼻に存在する抗体によって防御します。
アレルギーの原因物質や異物を粘液と粘膜の繊毛運動によって除去を行う働きもあります。
もともと人間以外の動物においては生存のために、嗅覚の役割が大きく、例えば犬や猫では鼻の内部(鼻腔)の構造が人間に比べて非常に複雑です。
人間は進化の過程で、生存に必要であった嗅覚の役割が徐々に減っていき、呼吸器としての役割が大きくなったと言われています。
鼻腔(鼻の内部)には、鼻中隔という左右を分ける壁があります。そして上、中、下鼻甲介と呼ばれる突起があり、表面積を大きくすることによって 表面の粘膜の繊毛の異物除去、液体の分泌による加湿、加温などの機能に有利な形になっています。