アレルギー性鼻炎の割合は近年増加の一途をたどっており、有病率が全人口の約30%(1998年)から40%(2008年)と10年で著しく増加してきています。 そして小児期に発病すると多くはそのまま成人になっても続いていきます。
またアレルギー性鼻炎により鼻の粘膜の機能が低下し、細菌を含めた異物の排除が十分にできなくなる、とも言われています。
小児では
原因)
アレルギーによる炎症のため、鼻粘膜の腫脹や鼻水が増加し、副鼻腔と鼻をつなぐ管の通りも悪くなるため、換気がわるくなり、鼻水が貯留しやすくなります。
そこに細菌感染が加わり、副鼻腔炎を来たしやすくなります。